マニピュレーター・モラ夫の実態~過保護と過干渉とモラハラと~

モラハラ夫のいる家庭では、妻が受けるダメージは計り知れません。

でも同時に考えなきゃいけないのは、子供にとっても多大な影響を与えるということ。



モラハラ夫の子供の関わり方にも色々ありますが、

私の関わった”マニピュレーター・モラ夫”は、子供を溺愛することによって懐柔(うまく扱って、自分の思う通りに従わせる)するタイプでした。

(マニピュレーターについてはこちら⇒マニピュレーターとは?心理学者の書籍「あなたの心を操る隣人たち」を紹介)



ではモラハラ夫は、子供にどんな影響をあたえるのでしょうか?

加害者によってパターンは様々でしょうが、大きく分けて3つのことが考えられます。


1.子供もターゲットにするパターン → 確実に被害者体質になります。

2.子供に執着しないパターン → 子供の素質や適応の仕方によって変わります。

3.子供を懐柔するパターン → かなりの確率で、加害者体質になります。



ここでは、私の関わった”マニピュレーター・モラ夫”の3のパターンについて、お話ししていきますね。

Sponsered Link



子供に密着するモラ夫



過保護・過干渉な母親というのは良く聞く話ですが、それが父親っていうのは、比較的めずらしいケースなんだと思います。

そもそも大抵の父親っていうのは、仕事で家にいないことが多いし。

(中には自営業や主夫の方もいるので一概には言えませんが…)

家にいる時間が短ければ、溺愛する父親の影響は、まださほど大きくないと思います。



息子の場合、度を越した過保護・過干渉をする父親と過ごす時間は長く、密着度も高かったのです。

モラ夫の一日の勤務時間は、平均6時間。

(当然、低所得世帯!^-^;)

しかも出勤は午後や夕方からなので、子供と家で過ごす時間は長かったのです。



私にとって、この状況は本当に本当に苦痛でした。

だって、“毒親モラハラ夫” がずっといるんですよ!十分な稼ぎもないくせに・・・。



まだ私がモラ夫のコントロール下にある頃は、こうゆう気持ちが湧き上がっても、「こんな風に思うのは良くない」と我慢してきました。

しかし別居を視野に入れた頃から、私はモラ夫に言いたいことを言うようになりました。



「あなたって、家にいる時間長いよね~」と言ったら、

「どんだけ俺を働かせたいの?」と返してきた^-^;




モラ夫の脳内変換




モラ夫の致命的な欠陥は、自分のやることは全て”いいこと”になってしまうこと。

他人なら非難することでもそれが自分となると、例えおかしなことをしていても、”独特で素晴らしい”ことに脳内変換されるようです。



だから、収入が少なくても、平気で子供と遊んでいられる。

過度に甘やかしても、「こんなに子煩悩な父親は俺だけだ!」とご満悦。



そして、そんなモラ夫の幼児的万能感を助長しているのが、モラ夫母の存在。

家計は長い間モラ夫が握っており、後から知ったことですが、生活費の足りない分は、しょっちゅう母親に催促し援助を受けていたのです。




過保護と過干渉とモラハラと



家族三人でいる時、子供に対する過保護・過干渉、そして妻に対するモラハラとが、常に同時進行していました。

その様子をお話ししますね。



まずここでは、過保護と過干渉について確認します。

〈過保護とは〉

子供が傷付かないよう、嫌な思いをしないよう、失敗しないように、先回りして手をうつ行為。

また、子供が自分でできるようになるべきことにも手を出してやってしまうこと。



〈過干渉とは〉

親の価値観や都合で、「ああしなさい、こうしなさい」「それはやめておきなさい」などと干渉すること。

※専門家によっては、子供の望みを受け入れることを過保護としていたり、ここで言う過保護を過干渉としていることがあります。しかしそれは位置づけの違いというだけであって、本質的には同じことを指していると管理人はとらえています。





では話を元に。。



分かりやすい例は、外食でフードコートに行った時。

テーブルに、家族三人、思い思いのメニューが並びます。



モラ夫がまずすることは、”息子用の取り皿”をお店の人からもらってくる。

そして、息子が全種類食べれるようにと、あらかじめ息子用に取り分けておきます。

ラーメンなど熱いものは、フーフーして完全に覚まして。



当時4~5歳だった息子は、食事中に自分で考えたり言葉で伝えたりする必要がありませんでした。

自分から何も発信しなくても、目の前のことは不自由なく進んでいくからです。



「チャーハンが箸では食べにくいよ~」と言う前にちゃんとスプーンは用意され、

「手が汚れちゃった」と言う前に、さっさと拭かれる。

当然、ゴミやトレーの片づけもモラ夫が全部やってしまいます。

まさに、”全自動介助”なわけです。



そして、これだけでは終わらないのが最悪なモラ夫。

神経症的に息子に手を出しながら、私にモラハラメッセージを投げてきます。



ため息、苛立った様子、冷たい物言い…。

ストレートな言葉は出さないけど、モラ夫の意図はいつも同じ。

『なぜお前は俺のように子供の世話をしない?ズボラなのか?』



そして、このメッセージは直接的な表現でなくても、子供にも伝わります。

ただ、これがモラハラだとは、当然、息子は知る由もありません。

物心ついた時から、自然と刷り込まれているからです。

Sponsered Link



すべては操作




息子を懐柔するために過保護・過干渉で接し、妻にモラハラをする。

モラハラ加害者がマニピュレーターである場合、母子関係まで破壊しようとします。

マニピュレーターが仕掛けるモラハラは、すべて対人操作の上に成り立ちます。

(マニピュレーターについてはこちら⇒マニピュレーターとは?心理学者の書籍「あなたの心を操る隣人たち」を紹介





管理人の経験からは、以下のことが導き出されます。

◉ モラ夫がどんなに横暴で卑劣でも、あなたの子供がママの味方なら、モラ夫の正体は “顕在的な自己愛性人格障害”だと思われます。

大切な子供を連れて逃げる!または被害者体質を克服しつつ、モラハラ対処を。



◉ モラ夫が“自己愛性人格障害+マニピュレーター”の場合、子供は懐柔されているので、加害者側につきます。

小さいうちは何とか一緒に居られても、反抗期とともに深い亀裂が入ります(男女差あり)。


おわりに

息子は今、父親と共依存関係のもと暮らしています。

私にできることは、生きづらさを抱えてしまった息子が今度は加害者にならないように、母親として何ができるかを模索するだけなのです。

ただただ心配なのは、モラ夫が息子を完全に洗脳してしまわないかということ。

モラ夫は、息子を絶対に自立させません。



今私が母親としてできることは、息子に会った時に、分かりやすく伝えていくことだけです。

彼が父親とは全く別の人間であり、自信をもって自分の人生を切り開いてほしいと。

(「ウザイ」と言われるのが目に見えてる?^-^;)



最後までお読みいただき、ありがとうございました!