マニピュレーターという人格は、ターゲットを悪者にする天才

『マニピュレーター』を知っていますか?

マニピュレーターとは心理学において、ある人格を表す言葉です。

平たく言えば、『自己愛性人格障害』の上級者。

しかしそのやり口は、同じ自己愛でもDVとは雲泥の差があります。

ある意味、DVとは全く別の人種のような気もします。



(マニピュレーターが分かる本⇒マニピュレーターとは?心理学者の書籍「あなたの心を操る隣人たち」を紹介

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理解されないモラハラ



マニピュレーター・モラ夫と別居してから、ずっと思ってきたこと。

『自分が受けたモラハラは、どの程度のものだったのか?』



世の中のモラハラ情報のほとんどは、自分の体験したものよりも、加害者の悪人ぶりがはっきりしています。



私の関わったモラ夫は、暴力はおろか、分かりやすい暴言もありません。

しかしそれは、攻撃性が表に出ていないだけで、心のダメージはじわじわと蓄積されます。



そして、自分と子供の間に問題が生じます。

母親に対し、反抗的な子供になります。

そして子供は父親のことが好きです。



このようなモラハラの場合、周りに助けを求めても、誰も助けられません。

どんなに子供に悪影響だとしても、子供がその親を好きである限り、誰も入り込めないのです。

マニピュレーター・モラ夫は、DV夫でもなければ、虐待する親でもない。

弁護士も児童相談所さえも、このような問題に関しては管轄外です。



この現実を前にして、「自分の抱えてる問題は大したことではないんだ?」

と何度か、錯覚しそうになりました。


悪いのは自分?と思わせる



気付くと、家の中で悪人となっているのは何故か私のほう。

家の中で夫はしょっちゅう不機嫌になり、息子は私にだけ、癇癪をおこす



ただ、モラ夫は不機嫌になってもそれが長く続くわけではない。

優しい時だってある。

私に労いの言葉をかけることだってある(特に息子の前では)。



息子は時に癇癪をおこすけれど、基本的には仲良しで、母が一番甘えられる対象なのだろう。



今思えば、モラ夫は良い面と悪い面が交互に出ていたし、冗談やごまかしの多い人でした。

モラ夫にストレスを感じながらも、時折見せる優しさ(実際はパフォーマンスでしかないのですが)に、さっきまで夫を悪く思ってた自分を反省することもありました。



私、完全にコントロールされてましたね^-^;


家族関係を操作する



モラ夫の息子への溺愛ぶり(過保護・甘やかし)は、見事なものでした。

息子の行動を先回りして読み、息子が意思表示する前に手を出す。



そして同時に、私に対し不機嫌になることも多々。

不機嫌の理由は自分からは言わないが、こちらから聞けば、

”なぜ妻は自分のように、子供の面倒を見ないのか。妻はズボラなのか?”

ということが言いたいらしい。



モラ夫は息子に、「ダメなものはダメだ」と教えることは一度もありませんでした。

(息子が私を蹴った時でさえ…。)

モラ夫は息子のほとんどの要求に応えていたし、息子の機嫌が悪ければ、新しいおもちゃなどで早い段階で気を紛らわせます。



息子にしてみれば、”目の前の問題を、事前に処理または即座に解決する” ということが、夫がいる時はされているが、母だけだとされない。

それが、母の前での癇癪の原因でした。



息子の癇癪は、モラ夫の家族間操作における賜物です。

モラ夫がしていたことは、家族を思い通りに動かすための操作。

父親>息子>母親という家族内のランク付けです。



もっと詳しく言うならば、モラ夫にとって、妻はターゲット。

懐柔された息子は、取り巻きです。


相手の”揚げ足をとる”天才




『息子の癇癪をなおさなくては。この家には父性が足りない。

父親が変わる気がないなら、自分が父性を発揮すればいい。』



そう考えた私は、癇癪を起こした息子には決して屈しない姿勢を貫きます。

それは露骨な厳しさではなく、ただ毅然とした態度のつもりでした。

しかし息子が暴れてどうにもならない時は、玄関の外に締め出すなどしたものです。

これが”落とし穴”だとは気づかずに・・・。



最初私は、夫の攻撃性(悪意を持った操作)には気づいていませんでした。

夫の息子への異常な執着、そしてここまで過保護にしてしまうのは、

夫に何らかのAC(アダルト・チルドレン)の気質があって、そうならざるを得ないのだろうと解釈していました。



しかし、「夫の代わりに父性を持とう」などという私の考えは、ものの見事に利用されることに…。

息子に対する私の厳しさは、夫にとっては格好の材料となりました。



癇癪で泣き叫ぶ息子に対し、一見、中立なふりをして肩を持つ。

いつでも最終的に息子に伝わるメッセージは、

「○○(息子)だけが悪いんじゃない。ママだって悪いよ。」

「そんなこともやってくれないの?ママって冷たいよね。」といったものでした。



結果、息子は何も変わらず・・・。

明らかに自分が悪い時でも、「僕が悪いのは、母が悪いからなんだ」となります。

思考回路がそのようにできてしまったようです。


まとめ

いかがでしたか?

マニピュレーターの仕掛けるモラハラの特徴は、何といっても、その高い操作性』

いかに自分を良い人間に見せるか、いかにターゲットを悪い人間に見せるか。

そこが肝になります。



それは周りの人だけでなく、ターゲット(被害者)本人にもそう思わせようとします。

あらゆる手段で混乱させるので、正しい判断ができなくなります。



もしもあなたが、自分の受けているモラハラを第三者に話した場合、

思ったより「それはひどいね」「大変だね」などの反応がなければ、それはマニピュレーターによるモラハラかもしれません。



マニピュレーターにとって、『人間関係とは搾取するもの』。

そんな人間が、普通に”いい人”として社会に紛れ込んでいる。

モラハラ被害者体質の人は、注意が必要です!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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