マニピュレーターは自己愛性人格障害の人をも利用する。

最近つくづく思うことですが、

『マニピュレーター』と『自己愛性人格障害』

って、やっぱり別物です。



なぜ改めてこう思うかというと、

きっかけは、

「日本ボクシング連盟」の不正疑惑騒動





渦中の人物である山根明会長についての、

マツコ・デラックスさんのコメントが、すご~く的を得ていました。


「意外と目がかわいい。腹の底まで腐った人と言うよりは、これの何が悪いのか本質的なところまで分かっていない人なのかも





山根会長といえば、強面の上に強気な発言が印象的。

とにかく、自己愛の強さが表に出ているなあと。

それから、

私はスポーツの世界のことは良くわからないけど、

以前の日大アメフトの不祥事にしても、

この手の問題はけっこう多いですよね。



これは特に、

”スポーツマンシップ精神”という言葉があることで、

それに反することに対してのギャップから、

より大きく晒されるのかもしれません。





こういう事件を見るたびに実感させられるのは、

組織のトップには、圧倒的にこうゆうタイプが多いということ。

(もちろん中には、そうではない素晴らしい指導者もいるのは分かります。)





けれども実際、世の中の枠組みというのは、

それが当たり前となって、回り続けている。

特に、国との繋りが強い組織はみんなそう。

こうして日々取り上げられる問題も、氷山の一角なのであって、

自己愛の強い人達がいいように作った社会に、私たちは生きているんですよね。





私だってモラハラに遭わなければ、

こんなことはいちいち、実感することもなかったでしょう。

不満を抱えながらもこんなもんだと、

とても従順な市民として一生を過ごしていたかもしれません…。



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*  *


マツコさんのコメントで、もっとも重要なのがここ。


「周りに真人間みたいな顔をしたお付きの人たちがいるけど、そっちの方が闇が深いと思う」



これ、ホントにそうだよなって思います。

会長の側近中の側近が中心となって、手の平を返したように裏切ったんだからね。



結局会長は、この人たちに利用されてたってことになる。

もちろん本人も悪いっていう前提があっての話だけど。

言ってみればこれが、“自己愛者の末路”なのかもしれません。



これまで連れ添った部下や仲間が、

いかに『利害関係』でしか繋がっていなかったか。

っていう…。





でも私、本当のところは、

山根会長はまだいいほうだと思ってるんです。



なぜなら(情報の限りでは)、

どんな状況でも支えてくれる奥さんの存在がある。

それに、人生の最終章ですごい学びが出来たんだから。

偽物と本物が分かったんだから。

あくまでも、本人がそうとらえることが出来ればの話ですけど。

(てゆうか、完全な辞任でない時点で、まだまだ懲りてないか…。)





で、もっと問題な人生を歩んでると思うのが、偽物の人。

マツコさんが言うところの、

真人間みたいな顔をしたお付きの人たち」のことです。





この人たちは表面的には、

間違っても会長のような、奔放すぎる発言はしないでしょう。

そうゆう意味では、ちゃんとわきまえてる。

彼らは外で、分かりやすい自己愛的なパフォーマンスはしないのです。





でも、どの世界でもそうだけど、

こうゆう人達が、真の支配者。

ある意味、大きな責任だけはトップに預けて、

「貴方様に仕えます」みたいな顔をして、うまく操作する。





それはきっと、トランプ大統領にしてもそうだけど、

お金がある。口が立つ。パフォーマンスに優れた権力者が、やや中身を伴わない場合。

必ずその影には真の権力者がいて、コントロールしているということ。



世の中がこういう図式で、当たり前のように回っているんですよね。

私たちは、そういう世界に生きている。

被害者体質の人は特に、それを叩きこんだ方がいいかもしれません^^;



*  *



以前の記事で、

モラハラ加害者には2種類いるということを伝えました。

それが、

【(純粋な)自己愛性人格障害】と、【マニピュレーター】です。

(もちろん傾向としての話なので、中間のタイプもあるでしょう)



また別の言い方では、

【顕在的攻撃性パーソナリティー】と、【潜在的攻撃性パーソナリティー】

自己愛が表面に出ているタイプと、ひた隠しにするタイプです。



そして、間違いなく言えること。

本当の意味でのモラハラをするのは、

真人間のような顔をしたマニピュレーターだということです。


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そのいい例がこちら。




かつての私の義父母は、まさに上記の組み合わせの二人でした。


自己愛が暴走する義父(純粋な自己愛)に対し、

そんな義父をうまく利用する義母(マニピュレーター)。




私が義父と初めて会った時、

義父はすでに、家族間でも孤立した存在でした。


でもやっぱり、最初は分からないんですよね。

自己愛的な雰囲気が表に出てる人って、

こうなるのも自業自得だろうって思っちゃう。




でも話をしてみると、そんなに悪い人ではないことが分かる。

意外と人情味があって、実直というか。

で、頭はいいんだけど分かってないところがあるから、

リーダーシップがあっても裏目に出てしまう。




あまり使いたくない表現ですが、

こういう人は個人的には、

単純に「前頭葉未発達型」なのかなあって、思います。


なので、こちらのタイプの自己愛者は、

結婚生活で必ずしも加害者側になるわけではない。

パートナーによってはうまくいくだろうし、

むしろ被害者になることだってある。

しかも、被害者になっても気付かない…。

いいのか悪いのか。




かつて義父が言っていた、ある言葉が私の中に残っています。

「俺もいっぱい悪さしてきたからなあ〜。」

と、何となくいたずらっぽい笑みを浮かべてたっけ。


ある意味、うまく立ててあげることができるパートナーなら、

結婚生活も、言うほど問題ない人だと思います。




このように。

あまり知られてないことですが、

こうゆう人が、実は利用されていることがある。

純粋でそこまで悪意はないけど、頭が暴走してしまう人。

やや稚拙な性質を煽られ、コントロールされるのです。





「自分は特別に素晴らしい存在」

と思いこんでるのは、

どっちの自己愛者も同じだけど。




本当の支配者はいつだって、

裏で、ズルく賢く立ち回る人達です。


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