HSPの生きづらさは『隠れアスペルガー』のせい?

『隠れアスペルガー』という言葉を、聞いたことがありますか?



これは、先日私が『HSP』についての情報を集めていた際に、偶然つながった言葉です。



この2つの関係性は、一体どんなものか?

さっそくある一冊の本を元に、たどってみました。



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『隠れアスペルガー』とは



『隠れアスペルガー』については、

こちらの本から詳しく知ることができます。↓


…アスペルガーには診断名がつく人の他に、
アスペルガー症候群だという診断までは出ないものの
ある程度の症状が見られる、
グレーゾーンに位置する人たちがたくさんいるのです。

グレーゾーンの、いわば「隠れアスペ」の人たちは、
診断がつくアスペ(真性アスペ)と比べれば、
全体に症状が軽かったり、症状に偏りがあったりします。



本書を読んでみると分かりますが、

文中に『HSP』が出てくるわけではなく、

「敏感さ」を強調するところも特にはありません。



『隠れアスペルガー』という名称は、著者が提唱する概念ということです。





しかしやはり、

HSPと隠れアスペルガーは、大きく重なる部分がある。



全くイコールではなくとも、

HSPの中に、アスぺルガーの要素を持った人が多くいる。

個人的は、そんな風にとらえています。





また、隠れアスペルガーの診断については、

本書にあるテストと同じものが掲載されているサイトがありました。

こちらでどうぞ。↓

アスペルガー症候群 診断テスト



ちなみに私の結果は…

かなり高得点の『隠れアスペルガー』です。^ ^



では次に、

HSPと隠れアスペルガーの共通点を見ていきましょう。




『隠れアスペルガー』と『HSP』の共通点




ここでは本書の中から、

これはHSPと隠れアスペルガーの共通事項だと

私が思うところを、抜粋・要約していきます。


⒈  心身の不調はセロトニン不足から



『セロトニン』とは、別名”幸せホルモン”と呼ばれる脳内物質のこと。



HSPとアスペルガーに共通するのは、

このセロトニンシステムの働きが弱いということです。




セロトニンの産出や受け取りの機能が弱いので、神経症的で抑うつ状態に陥りやすく、自虐的になったり劣等感をもったりしやすい傾向にあります。

これらはアスペの典型例な症状であり、S型はアスペの症状をもたらす要因と考えられてます。



セロトニンシステムにはS型とL型があり、日本人の大半はS型。

これに対し、自信満々の人が多いアメリカ人の大半はL型です。



つまり日本人には、アスペルガーが多い。

隠れアスペは、真性アスペの数よりはるかに多い!とのこと。)





更にその背景としてあるのは、

世界幸福度ランキングでも日本人の幸福度は低いこと( =自己肯定感が低い国民性)

研究者の間で「日本人にはHSPが多い」と見られていること…



全て、つながっている気がします。




⒉  空気を読むのが異常に得意


「アスペルガーは空気を読めない」とよく言われますが、隠れアスペの中でも軽度の女性には、「空気を読み過ぎるくらい読む」人が少なくありません。

彼女らは、好むと好まざるとにかかわらず、犬の嗅覚のように敏感に周囲の人の気持ちを察します。これは、劣等感が強く、常に人の顔色をうかがっているからです。

また、視覚的な情報収集に長けているため、相手の表情や言動のわずかな変化をすばやく察知することができます。



HSPに関しては、このことは「共感力が高すぎる」と表現されます。

それゆえに、他者と関わる度に振り回され、人との関わりに苦手意識を持つのです。




⒊  責任感が強い


恐怖心と罪悪感が強いと、「やるべきことをやらなければ申し訳ない」「約束を守らなければ許されない」という感情に駆られやすい。

それが責任感の強さ、言いかえれば「義理堅さ」として行動に表れるのです。

規則を厳格に守りたがる「真面目さ」も、この義理堅さを後押ししています。



責任感が強いという点においては、

“他者の気持ちにまで責任を負ってしまう” HSPの特徴とも、重なります。




⒋  人と距離を置きたがる



HSPの多くは、群れから離れていることを好む傾向があります。

その理由は、前出のように、

共感力の高さゆえに、他者に振り回されてしまうことが原因です。





それに対し、アスペルガーの場合は、

そもそもコミュニケーションが苦手で、人に対しての恐怖心が強いということ。

(隠れアスペルガーはその傾向が緩和されるか、表面的にはそう見えないのかもしれません。)

それに加え、自分の趣味や仕事など、

独自の興味のものに集中しがちなために、

結果として人と付き合う機会が少なくなるということ。





ただどちらかにも共通するのは、

人に興味がないわけでも、求めてないわけでもない。

むしろとても寂しがり屋で、

人とつながりたいという気持ちを強く持っています。



*        *        *



ちなみに、私もそうですが、

HSP傾向のモラハラ被害者の多くは、

単純にコミュニケーションが苦手、というわけではないと思います。



むしろコミュニケーションは取りたいし、

少人数の合う人、合う環境のもとでは、問題なく会話は弾む。



というのもHSPは。

ただ敏感であるがゆえに、関わる相手を選んでしまうってこと。

(ガツガツした人や、“表面アピール”の強い人が苦手です^^;)



そして人の気持ちに敏感であるがゆえに、相手の意に反することはできない。

そうなると、素直に自分が出せなくなる。

気を使い過ぎることでの、空回り。

そこに人の数や雑音が増えれば、尚のこと。





あとは、

自然と自分を良く見せようとしてしまうのも、疲れる原因だろうね。

だって元来、

子供の頃からの自分は内向癖(自閉癖)があって、

「人前では常に気を張っていないと社会不適合者になってしまう」

と、ずっと思ってきたから。



そうゆう意味では、私の場合、

アスペが姿を変えたHSP

つまり『隠れアスペルガー』なんだろうなって、納得です(笑)







そんなわけで、次に見ていきたいのが、こちら。




『隠れアスペルガー』の、モラハラ被害者的な要素。



そうなんです。やっぱり目につくのは、

『隠れアスペルガー』には、モラハラ被害者的な要素がある

ってこと。



それは、HSPという枠を超えた特徴のようにも見えるし、

HSPと同じとも見える。



そしてまさに、管理人hifumiに合致する部分です。


1.  純粋である


ここで言う「純粋」とは、「自分のためでなく社会や人のために善い行いをしよう、善い人であろう、という『善き思い』をしっかりもっている」ということを意味します。…

…アスペルガー人は興味の対象が限定されていて、政治的な駆け引きや出世競争など、世俗的なことに関心を持たない傾向にあるからです。哲学的な思想に傾倒しやすく、世俗的行為に意味を感じられないとも考えられます。…



「純粋」とか「善良」とか自分で認めるのも気が引けるけど、

注目すべきは、後半部分。

これは正にそう。認めざるをえない…。



昔から自分の頭の中は、

自分を取り巻く実際の社会生活や、世の中の動向よりも、

もっと本質的なものに対する興味や憧れの方が強かったですね。



それなりに隠してはいるけど、

クラスメイトと話が合わないことで感じる疎外感、劣等感

さらに「善良」を貫きたいと願う心が、

自己愛者を引き付けるというのは、言うまでもありません。




2.  人を信じやすい


アスペルガー人が人を疑わない理由は、ひとつには前項の「純粋さ」にあり、理想論に偏った哲学の影響で性善説に立っていることにあります。

また、人の言葉の裏を読み取れず、言われたとおりに信じてしまうという特性も影響しています。



以前の記事で、自分が平和主義の理想主義であることを綴っています。

(コチラ⇒モラハラを引き寄せないために。『好き嫌い』のススメ。)



“ 最初から悪い人はいなくて、

どんな人も話せば分かりあえる ”



嫌というほど辛酸なめた今では、さすがにこんなことは思わないけどね〜。



こういった、人を疑わない性質も、確実に自己愛者を引きつけます。






3.  向上心が強い


人生を改善していくためには、正しい知識と向上心が必要です。アスペルガー人は、その向上心にあふれています。哲学好きなので、悟りや解脱に到達した人といった崇高な存在への憧れをもち、そうなりたいと願っている

完璧主義、かつ劣等感が強いから、自身を成長させたい、という無意識の欲求もあります。



何なんでしょうか…。

とにかくいつも、「自分を向上させないといけない」と思って生きてきました。

そして、上記のどの項目にもあるように、哲学が好き。

ことわざや名言が好きなのは、そのせいですね。



そして『人間万事塞翁が馬』にまつわるエピソードにもあるように、

悟ったフリをして大人な自分を目指すから、

そりゃあ自己愛者にとっては

“ただの都合の良い人”に、なるよね…。




おわりに




以下は、私が今回の記事を書くきっかけになったサイトからの抜粋です。


HSP(内向型人間)はどうかというと
アスペルガーでも自閉傾向が強いタイプ。』


*      *      *

『HSPはある意味、隠れアスペルガーというような
アスペルガーと一般人の中間に位置する人たちなので
両方の気持ちを理解することができるタイプでもある。』



繊細すぎる私が見てきた世界、ギフテッドという生き方。



これについてはもう、共感と納得しかありませんでした^^





でも、いつも思うんですが。

モラハラッサーや自己愛者に出会いやすい人は、

こうやって自分のことを良く知ることが、

一番の対処ではないかと。



というのは、

私たちはそもそも、生まれながらにして、

こうゆう貴重なタイプの人間だってこと。^ ^

( 著者いわく、“アスペの才能が日本の未来を救う!” )



「アスペ」とか「発達障害」とか言うけれど、

要はただ単に、『特化型』の人間が少数派だってこと。



仮に、この比率が逆転したら、

今度は『汎化型』の人達が、肩身が狭くなることだってあるかもよ。

コミュ力だけあれば通用する時代は、

そろそろ終わりに近づいてる気がします。





アスペ(隠れアスペ)も、HSPも。

『誰もが自分を偽らずに生きられる環境』を作るために、

生まれてきた存在なんだと思います。

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