子供を「懐柔」するモラハラ夫の5つの特徴

世のモラハラ夫の中には、

妻へのモラハラと並行して、子供を懐柔するタイプがいます。



かつてその当事者となったことは、私には相当なダメージでした。

でも問題は、それだけではありません。

この「子供を懐柔する」ということが、あまりにも周知されていないのです。



相談機関には、あえて「懐柔」という言葉は使わずに話したけれど、

たいして問題視もされないことに、愕然としました。





そんな理不尽な体験から、世の中に対する見方が変わり…

ある意味 “この世界のからくり” が、分かるようになりました。



ある時期から、私が抱いてきたのは、

「たとえ周りが理解しなくても大丈夫。

完全な『自分軸』を持てば、モラハラ被害者は幸せになれる!」

という思い。

「所詮このようなモラハラは理解されないのだから、

もう世の中をあてにしない」と。







ところが先日。



あるコメントを頂いたのをきっかけに、

「やっぱり“子供の懐柔”は、もっと周知されるべき!」

…そう思い直しました^ ^






夫が子供をコントロールすること。調停で、モラハラを勉強したという方に話してもまったく理解されませんでした。

妻にはモラハラしても、子供にするはずがないと。



私は、体験していない人に理解してと言うのは無理だと、今は思っているのでしかたないと思いました。



“子供をコントロールするはずがない”

と、多くの人が思うのはなぜでしょうか?



鍵を握るのは、

子供を懐柔するモラハラ夫の特徴(人格)と、私たちをとりまく社会。



これらの視点から、

モラハラにおける子供の懐柔について、見ていきましょう。



Sponsered Link

モラハラ夫が「子供を懐柔する」ということ。





【懐柔(する)】…  上手く話をして味方に引きいれて従わせること。



この場合、相手は子供ですから、簡単に言えば溺愛,過保護甘やかしです。

具体的には、優遇,迎合(ご機嫌とり),尽くす,媚びる…といった姿。



「モラハラ夫が子供を懐柔する」とは、

子供に万能感を植え付け、

自分と同じ “自己愛モラハラッサー” にしてしまう行為です。



(参考:子供を自己愛性人格障害にしないために。やってはいけない『褒め方』のNGとは?







結局のところ、

パートナーへのモラハラも、子供への懐柔も、

どちらもマインドコントロール。



モラハラが、

パートナーを奴隷(ターゲット)にするためのコントロールなら、



懐柔は、

子供を信者(取り巻き)に仕立てるためのコントロールです。






【子供を懐柔するモラハラ夫】の5つの特徴



先程から “コントロール” という言葉が目立ちますが、



私の感覚では、

彼らは他者をマインドコントロールし、

人間関係,世界をマニピュレイトする。

…という感じ。



マニピュレイト(manipulate)には、

「世論や人を操る,ごまかす,小細工する」といった

ネガティブな意味がありますが、

それこそが彼らの人格を表す名称、『マニピュレーター』です。




⒈  本当の支配は、「コントロール」と「マニピュレイト」からなる。



はじめに言っておきますが、

モラハラ夫が子供を「懐柔」することに、とくに理由も事情もありません。



しかしながら

理解できない多くの人は(被害者本人も含め)、

いつも理由を探そうとします。



“「モラハラ」にしても「懐柔」にしても。

そうなってしまうのは、

被害者側にも何かしら、

問題があるからじゃないの?”



このとらえ方の風潮が

“彼らの抜け道” になるってことなんだけど…。







ちなみに「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、

これこそ、広く間違って使われている言葉なのではないか。

だいたい、喧嘩でもなければ対立でもないことにまで、

これが採用されているような気がします。



日本の、こういった“道徳まがい”の教育が、

モラハラを複雑化しているのだと思います。


…私自身モラハラを体験したからモラハラがなんとなくわかるけれど、複雑すぎて、体験していなかったら理解できない自信があります



私だってコメントと同様に、

当初はなぜこうなるのか、理解できなかったので…。









結局のところ。

私たちは、知らなさすぎるんです。



ただ単純に支配欲を満たしたいために、

他者をコントロールする人間がいることを。



「人はみな同じ」なんかじゃないことを。





モラハラや懐柔というのは、

被害者側の落ち度や、何かきっかけがあっての行為ではなく、



ただとにかく、

「人を支配したい、権威をふるいたい」という

潜在的な強い欲求を持った人種が、

やりやすい(コントロールしやすい)相手を選んでする、

という行為なのです。







では、

同じモラハラ夫でも、

子供を懐柔する者と、しない者がいるのはなぜか。



おそらくここが、“支配欲レベル” の差が開くところで、



子供を懐柔する者というのは、

配偶者との一対一の関係で優位に立つだけでは、飽き足らない。



彼らの自己愛ワールドには、すでに教祖的な自分がいて、

組織の指導者として振るまっている。





「我こそ支配者になるべき人物」「本当は誰よりも優越した人物」

と信じている者がするのは、

目の前の人間に対する、短絡的な攻撃ではありません。



つまり冒頭で言ったように、

自分に都合のいい世界をつくるための、

個々の人間の操作(マインドコントロール)と、

全体的な人間関係の操作(マニピュレイト)なのです。







また、過去記事の参考例で言うと、



自己愛者の支配欲が強ければ強いほど、

自分の周りには、2つのタイプの人間しか配置しない。

しかも、そのどちらの人間も必要ということです。(卑下の対象 & 従える対象)

(自己愛・取り巻き・ターゲットの3人家族。陰湿ないじめは最小単位の社会から。)








⒉  異常なレベルの「嫉妬心」を持つ人



マニピュレーターは表面上、余裕のあるふりをしていますが、

自分と同程度(あるいは少し下)の影響力を持つ相手に対し、異常な嫉妬心を燃やします。



ここで注意しなければならないこと。

それは、

一般に知られている嫉妬深い人とは、

同じようなポスト(ポジション)をめぐって他者の足をを引っぱりたい人。



しかし、異常な嫉妬心を持つ人というのは、

そういったことも一切関係ありません。





と言うのも。

幼い子供にとって、父親(父性)と母親(母性)というのは、質の違うものです。

そして言うまでもなく、どちらもそれぞれに大好きで重要な存在。



だから通常は、

「子供の人気取り」をするという発想は全く浮かばないんです。

しかしそれを全力でやるのが、異常な嫉妬心を持つ人です。





妻の人格を落とすのも、「嫉妬による発作」のような状態から。

(“子供にとってのNo.1は、俺様以外にありえない!” という感じ。

誰も競ってなんかいないのに…。)



特に彼らが嫉妬心を燃やすのは、『欲がないのに他者から支持される人』。

それは、

高潔という言葉を使えば聞こえがいいけれど、

つまりは真面目で、謙虚な人間です。



で、そんな人は決まって自己肯定感が低いんですよね〜^^;



(関連:自己愛性人格障害がターゲットに向ける『羨望・嫉妬・破壊』の具体例)






⒊ 「仲違いさせる」人



人と人が対立する時、仲違いが生まれる時、

多くの人は、どちらにもそれぞれに要因があるととらえます。

(さっきもあげた「喧嘩両成敗」のことです。)



その仲違いが、当事者ではなく第三者の手によって生じることがあるのを、

身をもって体験したことがない人には分かりにくいのは、

仕方のないことかもしれません。



この部分では、

「マニピュレーター」と「フレネミー」は同人物。

友を装うことで激しい嫉妬心を隠し、

こっそりと、気に入らない人間関係を壊すのです。



それもこれも、すべては『支配欲』のため。







世の中には、そんな「仲違い」を大好物とする人間が、

ちらほら隠れています。



しかしこれだけは、声を大にして言いたい。



そんな輩の “自己愛都合” のために、

この上なく大切な母子関係まで壊されるなんて。

…たまったもんじゃない。






⒋  何事も「装う,取り繕う」人



彼らが24時間表面上を取り繕うのは、息をするのと同じこと。

マニピュレーターは、善人を装うことに関してはピカイチですから。



ここで問題なのは、

甘やかす毒親が、単なる甘いパパと一緒にされていること。

しかも、近隣では評判の「子煩悩パパ」という、

むしろ良いイメージにすり替わってたりする。



そう。

「子供を懐柔する」ことが、世の中で全く理解されないのは、

子供を意図的・積極的に甘やかす親が、

よく居るただの甘い親と、一緒にされてしまっているからです。







取り繕うことに関して言えば、

このように、世間的に善人であることさながら、



前出の「フレネミー」が表すように、自ら操作しておきながら、

さも “自分は中立だ”感をアピールする。

家の中でも常に、ごまかしに満ちあふれているのです。



-------------------------

気をつけなければならないのは、

こういう人間と暮らしていると被害者は、

一体何が現実なのかが、分かりにくくなるってこと。



“ 自分は幸せではないんだけれど、

何となく表面上は問題なく流れていってる。

子供も夫も笑って過ごしているなら、

あとは自分の心の持ちよう…のはずだ。”

-------------------------



だけど心身に不調が現れるのは、

潜在意識では、ちゃんと分かっているから。



そんな時は夫に対し、

さほど「嫌い」という感情はなかったとしても、

『信頼感』という部分では、

いつの間にかゼロになってることに気づく。

(参考:マニピュレーターの特徴。”共感性はないけど親切な夫” に、感謝は無用。






⒌  「弱みや性質につけこんで利用する」人



いつも最終的に思うのは、

マニピュレーターとは、『詐欺師』と同じ人種だということ。



違うのは、騙し取るのがお金ではなく、エネルギー(魂)であること。



モラハラは「精神の殺人」とも呼ばれるように、

相手の心を騙し、自己否定の闇に突き落とす。



だからといって、犯罪に問われることはありません。

「うつ病になったのは、本人が弱い人間だから仕方がない」

加害者だけでなく、理解できない周囲の人も、それで済ましてしまいます。







「弱みにつけこんで利用する」のは、もちろん子供も同じ。

まだ親に依存することでしか生きられない子供は、

コントロール(洗脳)されやすいのは当たり前です。

彼らは自らの自己愛都合から、

自分から子供が離れていかないよう,自立しないように懐柔します。







そして意外と盲点なのですが、

「“ワルさ” が表面に出ている人」をも利用することは、結構多いです。



それは、世の中が、

「身体的DV,児童虐待」に対する目は厳しく、

「精神的DV,子供の懐柔」にはほとんど対応していない

ことで、説明がつく。



モラハラッサーはそこを利用しているし、

逆に言うと、

利用できるような世の中を回しているのは誰か、という話です^^;



「潜在的な悪」はいつも「顕在的な悪」の後ろに、

目立たないように隠れている。

ある意味、意図的に後者を作り出している感じさえします。





先ほどの繰り返しも含め、

彼らがうまく利用するのは、以下のような人。



・自己否定が強く「自分軸」のない人

・人は皆同じと思ってる人

・親に依存しないと生きられない子供

・有利な方へ流されやすい人

・露出した「悪」

・悪意なき自己中心的な人



(基本的に「得すること,楽すること」が大好きな彼らは、

ありとあらゆるものを利用する、

と言っていいのではないでしょうか。)




おわりに




こういう記事を書いて思うのは、



モラハラを体験したことのない人の中には、

「こういうのが逆に人格否定だ」

と、とらえる人もいるだろうなってこと。



何せ、ここまで極端に子供に執着したモラハラ例は、

そんなに多くはないと思うので…。



でもやはり、決して誇張するのではなく、

自分の身に起きたことを

できるだけ分かりやすく綴っていくべきだと感じています。





また “世の中のからくり” とか言うのは、

単純に「真面目がバカを見る」ということでもあるけど。

実はモラハラ被害者だけでなく、

そもそも多くの人が、

従順になるようにコントロールされた社会で生きているということ。



だからと言って、

ただ世の中を批判すればいいとは思ってないし、

まったく勧めているわけでもありません。



それよりは、

時間のムダになることはやめて、

さっさと『自分軸』を持つことへ向かった方がいい。

超簡単に言うと、

「頑張らずに楽しめばいい!」

ってことなんだけど。





それを、

「頑張らなきゃダメだ」とか「楽しむのは自己中だ」

みたいな方へ持っていこうとする人がいたら、

離れるのが一番です。

(参考:自己受容のための忘備録。『素直』と『自己中』の違いをたたき込む!



それが物理的にムリでも、まず精神的に離れる。

くだらない戯論は、うまいことスルーしていいんです!



誰かの都合のいい “自己愛劇場”に出演することも、

そろそろ潮時かもしれません^ ^

Sponsered Link