マニピュレーターを引きよせる女性の特徴

【分かりにくいモラハラ】とは。

被害者本人でさえも気付きにくく、周りにも理解されにくいもの。

そのため被害者のダメージは長期化しやすく、鬱を発症しやすいものです。



このようなモラハラは、どのようにして起きているのか。

それを追求していくことが、当ブログのテーマです。





これまでの記事で、加害者の人格の特徴としては、

『マニピュレーター』『フレネミー』の名をあげてきました。



いっぽう被害者側の特徴は、『メランコリー親和型』『内向型』、そして『HSP』





恥ずかしながら私は、最近になってようやく、自分がHSPだったと認識するに至りました。

それによって、被害者となる女性の傾向がより深く、はっきりと見えた気がします。

(今回の内容は、前回の記事の影響を、色濃くうけています。)





マニピュレーターを引きつけるのは、どんな女性なのか。

真のモラハラのメカニズムとは?



管理人自身の例から得た見解を、お話していきます。

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マニピュレーターを引きよせる女性の特徴



1. 先天的な気質:『内向型』『敏感(HSP)』



気質(本質)とは、持って生まれたもので、変えようのないもの。



この世界はあらゆるものが「陰陽」で成り立っているため、

人間のタイプは内向型と外向型に分かれます。(両向型もあり)



そして、このブログでいう【分かりにくいモラハラ】の被害者は、

圧倒的に内向型が多いのでは?…と踏んでいます^^;





ある本によると、内向型人間の比率は、全体の3分の1から2分の1なんだそう。

でもこれは、外向型の国とされるアメリカの場合。

だとすると他の国々では、もっと内向型の比率が高いことになる。



意外に多いと感じるのは、この中に『隠れ内向型』が存在するからです。


多くの内向型がそれを自分自身にまで隠しているのには、それなりの理由がある。私たちは、外向型の人間を理想する価値観の中で暮らしている。つまり、社交的でつねに先頭に立ちスポットライトを浴びてこそ快適でいられる。そんな自己を持つことが理想だと、多くの人が信じているのだ。

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力





また『敏感さ』は多くの内向型と関連がありますが、一部の外向型の人にも見られます。


…敏感すぎる人(HSP)のうち内向型は70%だけで、残りの30%は外向型だそうだ(とはいえ、このタイプの人は、典型的な外向型よりも休息時間や孤独を多く求める傾向がある)。

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力





私はこれまでの40数年間、

自分の内向性については自覚しながら、『敏感』という部分ではほとんど自覚がありませんでした。

そしてついに先日、以前から知っていた『HSP』という言葉が自分のことだと、ようやく知ることになったのです。



しかしなぜ今ごろになって、気づいたのか?



実は私……『HSP』という言葉を、どこか否定的にとらえていたんですね。

ざっとチェックして当てはまりながら、その信憑性を疑い、そのままスルーした私がいた。



“こうゆうチェックリストに当てはめて安心するのは、『逃げ』だよね。”

(・・・なんつー、ガチガチな厳しさ!^^; )





こうとらえてしまうのは、私の中にいつも

「辛いと思うから辛いんだ」「自分は強いから」

…などと、暗示をかける癖があったから。



なぜ私は、自分の弱さを見て見ぬふりで、この年齢まで生きてきたのか?

そのわけは後に続きます…。




2. 後天的に作られた性格:『メランコリー親和型』



メランコリー親和型とは、性格(人格)です。



個人的には、『内向型』『敏感(HSP)』という気質の上に、家庭環境によって作られたのが『メランコリー親和型』だととらえています。



言い換えるとそれは。

同じ気質であっても、育ち方によっては『メランコリー親和型』にはならないだろうってこと。

内向・敏感気質を生かして成功してる数少ないアーティストなどが、その証明ではないでしょうか。



つまり家庭環境によっては、内向的かつ敏感でありながらも、

「〜べき, 〜なければならない思考」に支配されることにはならないだろう、と。



とは言え現実の社会には、この「〜べき, 〜なければならない思考」におちいっている人の、どれほど多いことか。

ここで着目したいのは、この思考グセは、自己否定にほかならないということです。





つまり、『メランコリー親和型性格』の人というのは、

「内向的は良くない」「神経質は良くない」などと

人知れず自分の本質を封印、または消し去りたいと願う人達なのです。





なぜ封印?  なぜ克服を目指すのか。



そうならざるを得ない背景とは、どういうものでしょうか?




「自分の本質」を封印せざるを得ない背景




先の引用文にもあるように、これまでの社会は、外向型が圧倒的に有利な社会です。

“幸せとは、外向的でないと手に入らないもの”

と言っても過言ではないほどの風潮・価値観が、世代をこえて受け継がれてきた。





私の両親は、決して毒親でも、俗に言う過干渉でもありません。

ただ一つ言えるのは、上記の価値観を完全に信じていたということ。

それは特別なことではなく、大半の親がそうであったように思う。



だから、自分の子供が内向的だと、克服を願う。

学校でうまくやっていけるのかと、心配する。

芸術活動より社会性、対人スキルを身につけるよう推奨する。

(そんな外向型社会の圧力に加え…。さらに私の両親は、極めて保守的な道徳主義。)





内向型かつ敏感な子供は、親の感情を、強く感じ取ります。

自分に何が期待されているか。いかに自分が心配されているか。



そして親の意に添えてないと思う時、とても罪悪感を感じる。

さらに外向型の兄弟姉妹がいれば、なおのこと。

「正解は、姉なんだよな…。見習わないと。」



そうやって、“歓迎されないであろう自分の気質” を隠すことにエネルギーを注いで生きることになる。

ゆえに、ある種の自己暗示が必要なのだ。

「自分は弱くないし、神経質でもない。何事も気の持ちようなんだ。」



これがまさに、アドラー心理学で言うところの、苦しい自己肯定です。



では最後に。

被害者のこのような性質が、マニピュレーターをどのように惹きつけるのでしょうか?




マニピュレーターにとっての利用価値はどこにあるか



マニピュレーターとは『操作する者』。

イメージを端的に言うと、偽善者。また、詐欺師にも多いタイプのようです。



基本的に彼らは強い自己愛の持ち主であり、他者を利用・操作することに罪悪感を感じない。

なぜ感じないか。

それは、彼らの根底には膨れ上がった特権意識・(幼児的)万能感があり、目的のためには良心を棚上げできるからです。

(参考:自己愛性人格障害に特有の思考。『特権意識』とは?)



そんな彼らは、おそらく相当昔から存在していたように思う。

影でターゲットを操り、自己否定に向かわせる方法で攻撃する。

まだ『うつ病』ではなく『ノイローゼ』という言葉が使われていた時代から。すでに、影にはいつもマニピュレーターの存在があったのでしょう。



彼らにとって被害者とは、うまく利用できる便利な存在なのです。




利用価値1.  世間体を保つ




自己愛性人格障害の人は、世間体を大変気にします。

それはマニピュレーターも同じこと。



メランコリー親和型、しいては『隠れ内向型』というのは、総じて人当たりが良いはず。

決して前に出るわけでもなく、相手を立てて穏やかに振る舞う。

表面的にはおどおどするわけでもなく、一見ネガティブなイメージはありません。快活に見える人もいるでしょう。

総じて、他者から見たイメージは、“気立ての良い奥さん”。



そんなところが自己愛にとっては、“自分の幸せを演出する飾り” として都合がいいのではないでしょうか。




利用価値2.  最も『ごまかし』がきく相手



マニピュレーターの攻撃では、『ごまかし』が頻繁に使われます。

彼らは間違っても、パートナーを一気に打ちのめすことはしない。

惑わせ、徐々に不安を蓄積させ、価値判断を狂わせる。

完全に自信を喪失すれば、それは誰のせいでもない。自ら招いた、うつ病となる。



つまり、

何事においても責任を取らない彼らは、

攻撃においても 、“最終的に責任を取らなくて済む方法” を使うのです。





その方法が適用する相手が、自らの内向性、敏感性を否定していて、

「〜べき, 〜なければならない思考」の強い女性。



そういう女性というのは、

本質が『敏感』であるゆえに、人の悪意を読み取るから傷つきやすい。

しかしながら、同時にそれを否定するという癖を持ちあわせる。

“自分はきっと、気にしすぎなんだ”





先にも言ったように、マニピュレーターはまず相手を混乱させ、不安にさせる。

そのために有効な手段が、まるで自分が被害者であるかのような態度と言い回し。

ため息という最強の武器とともに伝えてくるメッセージは、決まってこう。

“俺のパートナーは、当然やるべきことができなくて残念だ”





モラハラ夫の態度に嫌気がさしながらも、

「相手の言うことにも一理あるんじゃ…」「悪く解釈しない方がいい」

となってしまうのは、

自分のことを『反社会的で要領が悪い、気にしすぎの人間』と、過小評価してきたからです。





メランコリー親和型が人の気持ちまで自分の責任としてしまうのは、

子供時代からの、親や社会の期待に沿うように努めざるを得なかった生き方の延長だと思われます。



世の中…特に親の価値観は絶対的なものなので、疑いようがない。

被害者体質というのは、言わば『イイ子病』だと思うのです。




おわりに



以上、今回は。

マニピュレーターを引きよせる女性の特徴…すなわち、私が【分かりにくいモラハラ】の被害者となるまでの経緯についてお話しました。

モラハラの起きる要素はもちろんこれが全てではありませんが、一つの参考になればと思います。



ところで、最近思うことですが…。

世の中の「多様性を受け入れようとする動き」が、急速に高まってきたと思いませんか?



先日某TV番組で、発達障害や性的マイノリティーの生きづらさを、改めて知りました。

と同時に。それを受け入れて世に発信している人達の姿が、カッコいいと感じました!



今後はさらにこうゆう人達が増え、数年後~十年後には『カミングアウト』なんて言葉はなくなるんじゃないでしょうか?

(…そうなるといいな^ ^)





そうゆう意味では、内向型もHSPも、まったく否定するものでも隠すものではないことが分かる。

とても優れた資質なんだと。

そして自己愛者というのは、そんな他者の気質を利用しないと生きていけない“弱い寄生虫”だった、とも。



モラハラ夫というのはある意味、多様化についていけない古い存在になりつつあると思う。

彼らは何十年先も、「男が偉い, 外向型の勝ちだ, 承認されなきゃ意味がない」などと思い続けるのでしょうか。

だとしたら、それこそ生きづらいはず。

でもそれは彼ら自身の課題で、誰も手を出せない。自ら自覚しない限り、一歩も進めない。



私たちはもっと、ありのままでいい。

モラハラ夫の言葉は、適当にスルー。

「ふ〜ん、そう思うんだ」「あ〜そうかもね」「へ〜すごいね」で、スルー。

決して怒らせない、微妙なラインで^^;



実行するかどうかは別として。心の中は基本、このスタンスでいいと思います♪