【モラハラの判断基準】コントロール下にある被害者にありがちな思考パターンとは?

被害者の中には、「自分がモラハラを受けているのか、いまいち分からない」という人も少なくありません。

夫のことを誰かに話した時に、「それってモラハラだよね」と言われて初めて気がついたり…。



モラハラって、なぜこんなにも分かりにくいんだろうか。

それは、モラハラ行為というものが、攻撃性が姿を変えた『コントロール』だからです。





被害者がコントロールされやすい体質であればあるほど、

また加害者が狡猾であればあるほどに、

それは誰も気づかない、下手したら被害者本人も一生気付かない、”ドハマりの関係”になるということです。



というわけで今回は、分かりにくいモラハラの判断基準となるものを3つあげていきます。



とりわけ最後に記した『コントロール下にある被害者の思考パターン』は、メランコリー親和型に特有のものです。

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モラハラの3つの判断基準

1. 『モラハラ関係となる組み合わせ』かどうか。両者のパーソナリティーをチェック



モラハラの加害者と被害者はそれぞれに、ある特定のパーソナリティーを持っています。

それは相性と同じで、世の中には『モラハラ関係となる組み合わせ』があるのです。

モラハラの判断は、両者がそれに当てはまるかどうかをチェックすることが前提になります。




【モラハラ関係となる組み合わせ】



加害者: 自己愛性人格障害、マニピュレーター(潜在的攻撃性パーソナリティー)



被害者: メランコリー親和型性格、HSP気質(内向型)(4/20追記)






加害者の多くは、自己愛性人格障害。

自己愛性人格障害の情報はたくさんあるのであえてここでは書きませんが、チェックは下記のサイトが分かりやすいです。

(チェック!⇒自己愛性パーソナリティ障害の9つの特徴と自己診断チェックリスト | Kousyoublog)





マニピュレーターについては、自己愛性人格障害と比べると、わが国ではまだまだ浸透していません。

彼らは自己愛性人格障害と大きく重なりながらも、その枠をこえた特有の性質を持つ。

そんな人格の多くは、“水面下に” 確かに存在するのです。

(参考:マニピュレーターとは?心理学者の書籍「あなたの心を操る隣人たち」を紹介









被害者の多くは、メランコリー親和型性格の人。

ざっくり言うと、生真面目で責任感が強く頑張り屋。

でも自己評価が低くて罪悪感を感じやすいタイプが、モラハラの被害者になりやすい人です。

(参考:メランコリー親和型性格は改善できる。内向型人間の私の気づきとは?)



モラルハラスメントとは、モラルを悪用して相手を傷つける行為。

ゆえに被害者となる人は、人一倍、良識を大事にする(モラルに弱い)タイプ。

その部分に、つけ込まれてしまう人なのです。





※4/20追記: HSP気質も被害者の要素が含まれるため、付け加えます。

HSPは自己愛のターゲットになりやすい?敏感すぎて生きづらい人のための良書レビュー




※5/9追記: かつてマニピュレーターを引き寄せた管理人自身の総まとめ。 

マニピュレーターを引きよせる女性の特徴





さて、これは私の見解ですが。

チェックをしてもし両者とも当てはまるなら、それだけでモラルハラスメントと言って、ほぼ間違いないでしょう。





もし加害者が当てはまらない場合、モラハラに見えている行為は、改善できるものかもしれません。

その相手は、単純に自己中心性は強いけど、悪意のないタイプではないでしょうか。





また被害者が当てはまらない場合、それに並行して、加害者側の自己愛も軽度と思われます。

なぜなら“重度の自己愛者”は、自分の思い通りにならないような自己主張の強い人間をパートナーには選ばないからです。






2.その関係は『対等』か『支配』か。対立時の様子からチェック




◉モラハラ関係とはあくまで、『支配する・支配される』の関係。

そこには必ず、根拠のない上下関係があります(隠されたものも含め)。



モラハラ夫はDV夫とは違うので、出会いから結婚までは、基本、支配的な要素は見せないもの。

しかし被害者がはっきりと気づく前から、対等でない関係は徐々に構築されていきます。

(加害者によっては、直接的な支配ではなく、家族全体を操作することで行われるかもしれません。)



そもそもモラハラ加害者というのは、自信ありげでどこか尊大さをまとっているもの。

人より自分は上だと思っているので、当然上から目線的な発言が多くなります。

たとえその言葉が、攻撃的であろうとなかろうと。



夫の発する言葉の端々に違和感を感じる時、「俺が上だ」というメッセージが含まれることがよくあります。

その際にそのまま流してしまうのでなく、敢えてその言葉に執着してみましょう。

すると、「あんた何様?」と思うようなことが満載です(^^;







◉モラハラじゃない関係とは、“何だかんだ言っても対等”な関係。



よくあるケースで、妻が「うちのモラハラ夫がさ~」と軽く話題にするような場合。

その夫はおそらく…モラハラ夫では、ない^^;



たまに、「夫婦でモラハラをしあう」とか、「気づくと自分もモラハラをしている」という言い方を目にしますが。

実は、これほどに矛盾した言葉はありません。



この場合はおそらく。



比較的外ヅラの良いパートナーが家の中では口が悪かったり、相手のダメ出しをたり…という一面を切り取ったものだと思います。

しかしこれは、両者が対等な関係であってもやること。

それはそれで問題ですが、いわゆる夫婦喧嘩の域ですよね。







◉目安は、『喧嘩』か『説教』か。

二人の関係性を見極める目安として、対立した時の様子が鍵となります。



そのやり取りは、まともな『喧嘩』なのか 。

まともな喧嘩かどうかは、後々のスッキリ感で分かります。

たとえ非難しあっても、その話し合いに生産性や意義を感じられたなら、それは対等な関係です。





一方で、喧嘩にはならず『説教』になるというのがあります。

支配的な関係では、被害者は対等に話してるつもりでも、なぜか相手から説教じみた自論を聞かされることになります。

その際にも加害者は、モラルを利用する。

「俺には一般的な良識がある」と言わんばかりに^-^;





支配的な関係では、被害者は後々、”言い包められた感”が残ります。

くりかえしますが、モラハラとはあくまでも『支配する・される』の関係なのです。






3. 『コントロール下にある被害者の思考パターン』からチェック




冒頭でも言ったように、被害者がモラハラを自覚しにくいのは、それ自体がコントロールだからです。

(裏を返せば、分かりにくいその状態こそが正に「モラハラである」という答えなのですが。)



ここでは、コントロール下にある被害者に特有の、思考のパターンを紹介していきます。(多くは管理人の例)




【”モラハラのコントロール下にある被害者” の思考パターン】



夫には優しいところもある。或いは、夫は普段は(問題の時以外は)優しい。

(優しくされた後で)あれ?優しいじゃん。こんなところもあるんだよね…。さっきは最低な奴って思ったけど、取り消さなきゃね。(と、罪悪感まで感じたりして)

(参考:マニピュレーターの特徴。”共感性はないけど親切な夫” に、感謝は無用。)





自分さえちょっと我慢すれば、丸く収まる。自分さえちょっと我慢すれば、この家庭はうまくいく。自分さえちょっと我慢すれば、子供にとって問題ない家庭であり続けるだろう…。



自分も言い返してるから、モラハラとは言えないんじゃないかな…。

(これは本当に要注意!⇒【モラハラ夫の対処法】上手な『言い返し方』の例)

(“支配させない言い返し方” をしない限りは、ずっとモラハラです!)





◆ なんか、夫といると監視されてるようで息がつまる。自分の気にし過ぎなんだろうか?でもたとえそう(束縛気味)でも、家庭に関心を払わない夫や浮気性の夫よりはマシなはず。あまり文句も言えないな…。

(↑被害者は自分の感覚、感性を大事にしない。いつも『思考』が優先される。)





◆ 本当はもっとやりたい趣味や仕事があるけど、夫は理解しないだろうな。今は夫のため、子供のために尽くすのが正解なんだろう。大事な家族がいるだけで幸せと感じなきゃいけないのに、どうしてそうは思えないんだろう。やっぱり自分は本来ワガママなんだろうか…。





◆ “結婚は人生の墓場”って聞いたことがある。夢も希望もない言葉だけど、実際はこんなものかも。全員がそうではないにしても、多数の人はそんな風に人生を送るのかもしれない。『妥協』は切り離せないものなんだろう。“結婚生活とは修行”とも言うし。そうやって人は、成長するべきなんだ。

(↑これはヤバイですね^^;  最終段階では、とにもかくにも自分に言い聞かせる。そしてまさに、「我慢は美徳」の人。)




以上。これは、「もしあなたが日々こんな考えで生活を送っているなら、モラハラの沼にどっぷりと浸かっていると思ったほうがいい」というものです。



では、最後にまとめ…。


まとめ



【モラハラの3つの判断基準】
  1. 『モラハラ関係となる組み合わせ』かどうか
  2. その関係は『対等』か『支配』か
  3. ”コントロール下にある被害者の思考パターン”に当てはまるか


いかがでしたか?チェックの結果がどうであれ、少しでも判断の手助けになったのなら幸いです。



そして、ここにきて言うのもなんですが。



一番大事なのはモラハラかどうかではなく、パートナーとの生活がどれだけ辛いと感じているのか。そして自分は、今後の人生をどうしていきたいのか。



何よりハッキリさせるべきなのは、そこだと思います。



ひとつだけ注意したいのは、モラハラのダメージの進行は、シロアリのようなもの。

見えないところから始まって、気づいた時には重大なダメージを負っている…。

そんなことにならないようにしたいですね。(脅しじゃなくて^^)





最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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