モラハラの加害者と被害者には、ある共通点があった。

後にモラハラ夫となる男性は、初めはとても良い人として、目の前に現れる。

しかもそれはただ個人的な印象というわけではなく、社会的にも、その人柄を認められていたり(特に顕著なのはマニピュレーター、フレネミータイプ)。



そんな人柄に、被害者となる女性は、引きつけられる。

自分の場合は、奴の人と関わるその姿勢が、自分と似ているような気がした。



モラ夫と自分の人格について、ずっと思ってきたことがある。

それは、両者には共通する部分があるってこと。認めたくないけどね^-^;

(根本的には真逆の人間です!⇒モラハラとは、加害者と被害者の真逆な性質によるもの。



そこで今回は、モラ夫と私の共通する傾向について、まとめてみました。

あくまで個人的な例ですが、参考になれば幸いです。

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両者の共通点① 本当の自分を好きではない



まず一番に言えるのは、どちらもありのままの自分を受け入れていないこと。

ただし、程度の差は大きい。

加害者の特徴

加害者(=自己愛性人格障害)は、理想に反する自分は、もう徹底的に受け入れない。

それどころか、そんな自分は全く存在しないことにしちゃってる。



自己愛性人格障害は『ナルシスト』という呼び方もするけれど、実際は心の奥底に、強い自己否定を抱えている。

それに向き合ったら精神が崩壊するほど、ある意味、脆くて弱い存在なんだと思う。



モラ夫の場合、病的な精神の原因は、幼少期にありのままでは親に注目されなかったことにある。




被害者の特徴

それに対し被害者(=メランコリー親和型)は、自己否定の部分をはっきり認識している。

それを常に克服しようとしたり、反省したり、本当の自分を出さないようにして生きている。

「~でないといけない」「~べきだ」って、ガッチガチになって・・・。

(参考:メランコリー親和型性格は改善できる。内向型人間の私の気づきとは?



そして、いつも何となく自信がない

自分の感じ方や、思考が正しいのか。



一般的な正解(常識,美徳)にとらわれて、本当の自分の答えは優先されない。

“本当の自分は社会不適合者”だと思っているから、受け入れ難いのです。






両者の共通点② いい人と思われたい



「皆に好かれたい」「いい人と思われたい」というのは、確かに両者の共通点でした。

加害者の特徴

自己愛性人格障害の人は、外面が抜群に良い。



彼らにとって、困っている人というのは、格好の餌だ。(なんてひどい言い方!^-^;)

というのは、彼らの優しさには、どこかパフォーマンス的なところがあるからだ。

例えば、迷子で泣いている子供を公衆の面前で保護・対処するというのは、大の得意とする。

あるいは気を利かせて(本人的に)、ちょっとしたデザートを買ってくるなども、お手の物。



しかし一方で、目に見えない部分の”思いやり”に関しては、皆無

自己愛の大きな特徴として、『共感性がない』という所以がこれだ。



それでも出会いの段階では、後者の部分については、分かりにくいことも多い。

だから疑いもなく、『親切で優しい、とてもいい人』となる。



また基本的に人当たりが良く、特に弱い立場の人に優しかったりする(これまた格好の餌!?)ので、一部の人から慕われている。

(参考:実はモラハラ男かもしれない…!? 注意したほうがいい人物の特徴。



彼らはなぜ周囲に優しさをふりまいて、好かれようとするのか?

それは、彼らが常に、他者からの賞賛を求めているからだ。

他者から「あなたは素晴らしい人」と、一目を置かれるという実感が、心の栄養なのだ。






被害者の特徴

被害者もまた、常に人から好かれる自分でありたい。

この動機については正直、自分でもよく分からなかったため、「何で?」って過去の自分に問いかけてみた^-^;



加害者のように賞賛を求めるわけではないが、周りに”いい人”って思われたいのは確か。

これはおそらく…、加害者とはちょっと違うタイプの自己満足かもしれない。



メランコリー親和型は、自己犠牲を払うことで満足を感じるところがある。

つまり、”相手の満足が、自分の満足” というスタンス。

波風を立てることはおろか、相手の意向に沿うこと、期待に応えることで安心する。



そして心のどこかで、

「自分はワガママな人達とは違う。精神的にも洗練された、大人なんだ」

っていう満足感に浸ってる。。



そうやって「自分は万人から好かれなきゃ」と思っているから、人畜無害

こうゆう人は、いい人ではあるけれど軽視される



今となっては方向違いだったって思えるけど、それがメランコリー親和型なのでしょう。






加害者と被害者の共通点③ ”自分は人とは違う”と思っている

加害者の特徴

自己愛性人格障害の人は、自分を『優越した特別な存在』と思っている。

それを周りに知らしめるように、言動には常にアピール臭が漂う^-^;



モラ夫の場合も、常に『人とは違う何か』を強調していた。

それは親切さ以外にも、頭の良さ、ユニークさ、やや奇抜な趣味といったもの。

(余談ですが、モラ夫が好きな言葉は「斬新」「個性的」「変(普通じゃない)」)



しかし今となってそれらは、彼に本当の個性がないがゆえの鎧(よろい)だったようにも思える。

自己愛の人は他者の評価のみを基準に生きているので、実態(真の自分や真の目的)というものがありません。

(参考:モラハラせずにはいられない!加害者の目的と心理。)


被害者の特徴

これは、少なくとも私自身に言えることなので、一般的な参考にはならないかも。

そこだけ、ご承知おきを…^-^;



メランコリー親和型の私ですが、それに加え、かなりの内向型人間

どちらの要素も強いと、どうなるのか?



「内向的なのはいけない!克服しなきゃ!」・・・ってなります^-^;





今でこそ「内向型は生かすもの。直さなくていい」と思ってるけど、かつてはそうじゃなかった。

まず背景にある社会自体が、人は外向的で社交的であることこそが重要とされていたように思います。



克服の道を辿ったのは、主に社会人になってから。

学生時代の私は、それは周囲に打ち解けにくい人間でした。

特に周りの同世代に対して感じることは、何となく話が合わない。

心から会話を楽しめない。退屈だ。

”なんで皆もっと、精神的な話をしないんだろう?”



今思えば自分にも原因があって、心を閉ざし過ぎてるから同じような相手に出会わなかったのかも知れない。

それにしても家族間でもそんな会話はしないし、「これって人と話すことじゃないんだな」って思ってました。

だからそんな自分は出さず、表面的にはそこそこで、人と会話はできる。

でも自分のなかであれこれ考えたり想像したりしてる時のほうが、リラックスできて圧倒的に楽しい。



そんな私を、もしかしたら周りはこんなイメージでとらえたかもしれません。

”ノリが悪い、なんか澄ましててつまらない、何を考えてるか分からない…”など。

自分でも、つまらない自分に自己嫌悪の毎日。。

(あ、でも芸人さんのバカバカしいお笑いは好きなんだけど^^)



とまあこんな感じで、自分なりに生きづらさと孤独感を抱えてきたわけです。

そして、純粋に『自分は人とはちょっと違う?』という思いと、『でもそれって、そう思いたいだけであってエゴなんじゃない?』という思いが、ずっと交差してた。



孤独だと、『自分は普通と違う』ということで自分を納得させられる。

同時に、なんとなく他とは違う『独特なもの(一風変わったもの)』に惹かれる。

これが共鳴する、ってことでしょうか。。

とにかく若かりし日の私は、そんな傾向にありました。

独自性を持つモラ夫(表面だけだったにしろ)に惹かれたのも、それゆえのことなのです。






まとめ



いかがでしたか?

特に③に関しては私的な内容なので、こうゆうパターンもある、くらいに思ってもらえたらいいですね。

では、今一度。


【モラハラの加害者と被害者の共通点】


①本当の自分を好きではない

②いい人と思われたい

③『自分は人とは違う』と思っている




これらを集約すれば、すべての大元は、①の『本当の自分を好きではない』となります。

ありのままの自分を愛せない人間は、他者からの愛を過剰に必要とします。

そしてそれは、『依存』とも言える。



自己愛者は、一生、他者への依存から抜け出せない。

けれども、被害者は違う。



ありのままの自分を認めた時、以前のように人から好かれることは、重要でなくなる。

なぜなら、自分が自分を好きであるだけで、十分満たされるから!^^



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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