理解されないモラハラ。加害者はただの自己愛性人格障害ではない?!

私の経験したモラハラは、人に話してもなかなか理解されないタイプのものでした。



私を良く知る身内や親友ならば、モラハラの詳細を理解するわけではなくとも、全面的な信頼のもとに支えてくれたと感謝しています。



しかしほとんどの場合(公的機関では特に)、

それは『夫婦間の取るに足らないこと』として受け止められた気がします。



それには世の中の風潮として、『対立が起きるのはどっちにも悪い所があるから』というのがあるからでしょうか?



それ自体は否定できないけれど、あくまで ”多くの場合” であることを忘れてはいけないと思います。



世の中には少数でも、自分の内的都合のためだけに、他者を攻撃する人間がいることを。

しかも誰の目にも触れずこっそりと・・・。

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モラ夫の人格を知るまでの経緯

モラ夫との家庭を持ち、自分の身に起きた数々の理不尽な出来事。

別居の前後から私がずっと追及してきたことは、モラ夫の心理と、彼の真の姿(人格)です。



あれから数年経った今、ようやく納得できるくらいにモラ夫のことが分かってきました。



ここでは、モラ夫の持つ人格を、私が気が付いた時系列順にあげていきます。


自己愛性人格障害

モラ夫の人格について、まず気がついたのが『自己愛性人格障害』



モラ夫の異常さに耐えかね、初めて別れることを視野に入れた時、

ネットや本で調べた結果が当てはまることだらけでした。



その後思いがけず、モラ夫と夫婦カウンセリングに行くことができたのですが、

そこではやはり、『自己愛性人格障害』の診断を受けることになります。

(夫婦カウンセリングの詳細については、こちらの記事⇒モラハラの『夫婦カウンセリング』が被害者にとって有効な理由。



また『モラルハラスメント』という言葉を知ったのは、これよりも後のこと。

モラハラの加害者の多くが、自己愛性人格障害ということも…。


マニピュレーター

モラハラからの脱出、そして別居後、私は調停を申し立てました。



この段階で、弁護士や調停員と話すことになるのですが、

ここで私は、自分の受けたモラハラが第三者にあまりにも理解されないことに、とても困惑することに…^-^;



その背景として、当時は今よりもまだモラハラが認知されていなかったこともあるでしょう。



それに加え、自分の受けたモラハラは ”DV寄りの分かりやすいモラハラ” ではなかったのです。



(そんな中、とても助けになった本がコチラ⇒マニピュレーターとは?心理学者の書籍「あなたの心を操る隣人たち」を紹介。)

この中で著者の言う『マニピュレーター』の人格というのが、モラ夫を表現するのにぴったりだったんです!



まるでパズルのピースが埋まったような、安堵の思いでした。。





マニピュレーターがすることは直接攻撃でなく、対人関係の操作

マニピュレーターであるモラ夫が直接的な攻撃をするのは、稀なこと。

“モラハラ夫の発言集”にもあるような「お前は何もできない」「誰のおかげで飯が食えるんだ」などの分かりやすい言葉の暴力はほとんどありません。

私の関わったモラ夫のやることの95%は、態度や間接的な言葉によるでの仄めかしです。

一方でモラ夫は息子を、生まれながらにして溺愛

その結果息子は、”父親とくらべ何でも欲求を通すわけではない母親”に対し、すぐにキレる子供になりました。

子供の人格形成に悪影響を及ぼすというのが、私にとってはこの上ない一番のダメージでした。





● わが国の司法機関では通用しない

調停で話すことは、親権や養育費についての協議はもちろんのこと。

それ以外で私が重点を置いたのは、少しでも夫から息子を離すこと。あるいは 「養育者として夫は不適切である」 ことを第三者に理解してもらうことでした。



私は自分の受けたモラハラについて、弁護士や調停委員に、真摯にありのままを伝えました。

夫が子供に、どんなに悪影響な関わりをしてきたかを、分かってもらうために。



ところがそんな自分の思いとは裏腹に、この手のモラハラは『単なる夫婦の価値観の違い』と受け取られてしまうのです。

モラ夫の外面の良さ・口の上手さも相まって、下手したら、”子供のことを夫に責任転嫁しているのはこちら” だと見られそうな勢い・・・>_<

それは、男性調停員の目が物語っていましたね。

女性調停員の方はともかく、この調停ではより威厳のある雰囲気の男性調停員の意向にリードされる流れが見られました。



そもそも調停という場は、モラハラを理解しようとする人はいない、モラハラかどうかを調査する場でもない。

そのことがよく分かった出来事でした。



また弁護士については相談のみで、依頼はしていません。

当時の担当弁護士からは、弁護士本人がモラハラを理解しているかということ以前に、「裁判所自体がこの手のモラハラに対応していない」ことを、はじめから伝えられていました。

その大きな理由の一つが、息子が父親のことを好きだということです。



当時私が、致命的だと思ったこと。

 ・ モラ夫(マニピュレーター)は、子供を過度の甘やかしにさらすことはあっても、虐待など一切しない。

・ 世の中は虐待には厳しいが、過度の甘やかしに関しては、信じられないくらいに甘い。

モラハラが第三者に理解されないことは、モラハラの二次被害に遭っているのと同じことです。




フレネミー


実は『フレネミー』という言葉の意味をきちんと知ったのは、今年に入ってからのこと。

フレネミーの特徴が、モラ夫とモラ夫母(義母)に当てはまる!と感じました。

(参考:『フレネミーの特徴を持ったモラハラ加害者』が怖ろしい理由



そもそもモラ夫という人物は、嘘や冗談、ごまかしの多い人でした。

そして、良い面と悪い面が常に交互に現れるため、今思えばいつも混乱していた私。

思いやり(共感力)なんて一切ないくせに、表面的な親切さだけは抜け目なくアピールしていたモラ夫。

特に子供の前ではね^-^;

(参考:マニピュレーターの特徴。”共感性はないけど親切な夫” に、感謝は無用。)



買い物中は率先して荷物を持ったり、私に労いの言葉をかけることも。

そんな”いい人の面”を見せるモラ夫に対し、最初の頃は、モラ夫を悪く思った自分に罪悪感を感じることもしばしば…。



しかしその『洗脳』から抜け出してきた時に、

親切な(=いい人の面を出している)モラ夫に対し、素直に感謝できない、何とも嫌~な感じを受けるようになります。

そして、子供と夫は笑っている中で(表面上の理想的な家庭)、

自分だけが笑えない。作り笑いが苦しい!という状況が発生してきます…。



『こんな見せかけだけの、 ”幸せ風” な家庭はもうまっぴら』



これが別居を決める元となった、やっとのことでこぎつけた、私の冷静な判断でした。





・・・と、やや脱線してしまいましたが^-^;



フレネミーというのは、一言でいうと「友を装う敵」。

友のふりをしながら相手を突き落とす、という人格です。

そして、それを遂行するには、たぐいまれな操作性を持つということ。

操作の範囲は被害者の心理のみならず、周りの人間関係まで全てです。

相手が本来なら協力し合うパートナーだろうが、関係ありません。




純粋な自己愛性人格障害とは違う

いかがでしたか。

『マニピュレーター』や『フレネミー』が、DV夫とは全く異なるのは一目瞭然。

暴言で攻撃してくるDV寄りのモラハラ夫とも違います。

どの加害者も最低であって、どのタイプが一番悪いかという話ではありません。



しかし彼ら(マニピュレーター、フレネミー)は子供に媚びるが、暴力的な悪い姿は一切見せない。

甘やかされた子供は、将来加害者になる傾向がある。そして被害者もモラハラに気が付きにくい。

その部分では、最も狡猾で陰湿でやっかいな奴らと言っていいと思います。



最後に私の個人的な見解ですが、彼らは自己愛性人格障害の中でも、操作性と演技性に突出したタイプのようです。

言わば、『詐欺師』に多いタイプかもしれませんね。



要注意です。。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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