子供を自己愛性人格障害にしないために。やってはいけない『褒め方』のNGとは?

『褒めて伸ばす』ってゆうのは、よく聞きますよね。

誰だって、褒められたら嬉しい。

かくゆう私も、褒められて調子に乗って、伸びるタイプ^ ^

子育てにおいて、褒めるということは、多くの人が自然にやっていることだと思います。



けれども。

ちょっと方向性を間違うと、子供は伸びないどころか、チャレンジできない人生を送ることになってしまいます。

それは、自己愛の強いモラハラ夫の育ちから、見ることができる。



ではどんな褒め方が、子供にとって有害なのか。

一方、どんな褒め方が、子供の人生を飛躍させるのか。



今回はこのことについて、改めて確認してみました。





*この記事は、2017年11月17日に書いた記事をリライトした記事になります。

当初の予定よりも内容が大幅に変わりましたが、ご了承ください^^

Sponsered Link



子供の可能性は、『褒め方』次第で変わる。

子供が伸び悩む…『褒め方』のNGとは?



かつて、モラ夫が息子を褒めることは多かった。

でも私からすれば、それは息子の気分を上げる行為のように思えた。

更にはモラ夫の母(義母)もまた、たまに会う孫達に同じような褒め方をする。



「ほんっと頭いいなあ!」

「才能あるよね〜」



彼らに共通するのは、『子どもの才能・能力を褒める』というもの。

しかもそれは、過大評価だったりする。



この褒め方は、自己愛の強い親によく見られると思う。

それは、自分を優越した存在と思っているがゆえに、自分の分身である子供にも投影するから。



こんな風に褒められた子供は、その時は有頂天になるかもしれない。

しかし一方では、ネガティブなメッセージを受け取ってしまっている。

それは、『能力がないと、褒められない』というもの。



それは、モラ夫の生き方を見ると分かる。

彼には、努力とか根性で何かを乗り越える、ということがない。

大学も車校も中退。

傷付きやすく、人から教わることが大嫌い。

そのくせ、やたらと自分の独自性を強調する。



能力を褒められいい気分にさせられた子供は、その後の人生で、

ちょっとやってみてうまくいかないことはやらない。

チャレンジ半ばで諦めることが多い。



努力過程を褒められたことがない子供は、「才能がなければ価値がない」と思ってしまうんでしょうね。

才能っていうのは、「好きなことを継続して磨かれるもの」なのに。

それって、凄くもったいないこと…。



かつて義母は、モラ夫のことをこういった。

「子供の頃はすごい頭良かったのよ〜。どんな人になるかと思ったら、今はただの人。」

…そう言って、ケラケラ笑った。(←あんたのせいだよ!)





では子どもが伸びる褒め方とは、どんなものでしょうか?

それは、上記の褒め方の逆、と考えるといいようです…。




子供が伸びる褒め方とは



子供が伸びる褒め方とは、過大評価ではなく、しっかりと現実に基づいて褒めることです。

その子の頑張る姿勢、進歩や達成を褒め、一緒に喜ぶ。

そこに、人との比較はない。

つまりそれは、子供のありのまま、等身大の姿を認めることです。



個人的に思うのは、これからの子供達は、世の中の価値観を超えてどんどん個性を伸ばしていった方がいい。

ダメな個性なんて一つもないのだから、出し惜しみは不要!

親は子供の持ち味を一番に理解し、更に良さを引き出す存在であることが、基本だと思います。

(時代が変わってきた今、同じように考えている人も多いはず。…いや、多いと嬉しい^^;)




最も子供の可能性を潰すのは、過干渉の親

 

これまでの親の子育ては、社会に沿ぐわない子供の要素は、どちらかというと見過ごしてきたように思う。



例えば、小さな頃から絵を描くのが大好きな、内向的な女の子がいた。

親はその子の絵を褒めたこともあったが、「絵を描いてばかりいないで、もっと外交的になって友達と遊んだら?」と勧めた。

その子は次第に絵を描くことから離れ、進路を決める時には、大好きな絵とは関係ない語学系の短大を選んだ。

それで女の子が幸せになったかどうかは・・・本人のみぞ知るところ^^;



子供というのは、親が期待することを無視できない。

これまでの親は子供に、個性よりも、社会性を持つことを求めた。

その方が幸せになれると、本気で思っていたから。

これらの親はまだいい方で、上記の例のような生き方の選択をしている人は、五万といる。





まして、“人の幸せは、社会の中で優越していることだけ” と思っている親は、子供にその価値を強要する。

「ああしなさい、これはしてはダメ。」

そう言うのが過干渉な親というのは、言うまでもない。



一方で、表面きって言わなくても、無言の圧力でコントロールする親もいる。

それは、子供に能力があると感じた時だけ必要以上に褒め、それ以外は子供に関心を持たない親

こんな親が放つメッセージこそが、『能力がないと、褒められない』。

つまり、“人より優越していないと価値がない” ということです。



これが、自己愛性人格障害の人の根底にある、間違った信条。

彼らが他者を下げてまで優越感を得ようとするのは、傷ついた自己愛を埋めようとする心の働きでもあるのです。





では次に、アメリカで研究・発表された興味深い事例を見てみましょう。


『頭がいいと褒められた子はズルをする⁈』米研究より




そもそも子供を褒めるということは、自己愛者でなくとも親であれば、広く一般にする行為ですよね。

特に子供がまだ小さい時。

可愛さあまりに、「〇〇ちゃん、すごいね〜」を連発することは、割と多くの人がしているのではないでしょうか。

(私にも記憶があります^^;)

しかしそれは、私達が思っている以上に、早い年齢から気をつけてもいいことのよう。



以下の引用は、アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校のゲイル・ヘイマン(Gail Heyman)氏らの研究発表の一部です。


3歳の子供も5歳の子供も、頭がいいと褒められた子は、成績を褒められた子や一切褒められなかった子よりも、ズルをする割合が高かった。また男女共に同じ傾向が観察された。

…ズルをしてでも他人の期待に沿うような好成績を残さねばならないというプレッシャーを感じているようなのである。



褒めて伸ばす教育も褒め方次第では逆効果に。「頭がいい」と褒められて育った子供はズルをする(米研究)



う〜ん・・・褒めること一つとっても、なかなか奥が深くて難しい。

子供というのは親が思う以上に、親の期待に応えたい生き物ってこと。

それが子供の心の負担にならないよう、注意したいですね。


おわりに



以上をもって分かること。

子供を褒める時は、褒めるポイントを間違えてはいけないということです。

しかしこれについては、私はそんなに心配しなくても大丈夫だと思っています。



なぜならほとんど場合、親が子供を褒めることと言えば、親自身が大切にしていることについてだから。

勉強やスポーツを頑張ることもそうですが、お友達に優しくできたり、物を大事にしたり…。

子供を褒める要素は、いくらでもあります。

つまるところ、『育てたように、子は育つ。』





社会におけるほとんどの問題は、親(社会)のつまらない価値観によって、本当の自分を生きられない人達の苦しさの反動だと思う。

それは、まぎれもない自己肯定感の低さ。



いじめやモラハラ、引きこもり、家庭内暴力、うつ病…

どれも、自己肯定感(自己評価)の低さから来ていると思う。



結局のところ、一番大事なのは。



『褒められる所も、褒められない所も、どっちもあっていいんだよ』

と教えることかもしれない。



親が子供に与えられるのは、どんな時でも自分を信頼して乗り越える力。

そのためにすればいいことは、子供のありのままを褒めて、励ますことだけだ。





最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Sponsered Link